おしりからカメラを入れて、小腸末端および盲腸から肛門まで観察します。
便秘、下痢がつづく、腹満感(おなかが張ること)、などいつもと変わったことがあれば検査をおすすめしています。
また、健診などで便検査の異常を指摘されたとき(便潜血陽性)は、大腸内視鏡による精査が必要です。大腸がんは早期であれば内視鏡で切除することが可能です。
気になることがあれば早めに検査をお受け下さい。
痛みの少ない挿入法、患者さんの体型や開腹歴などに応じてスコープを変える、おなかの張りが少ない二酸化炭素送気、鎮静剤使用、などの様々な工夫を行っています。
ポリープの大きさや個数にもよりますが、日帰りでポリープ切除を行うことが可能です。
普段仕事や子育てで休みがとりにくい方、気になる症状がいくつかある方に対して、なるべく少ない来院回数で検査が終わるように考慮しています。
1~2Lの下剤を飲んで腸をきれいにします。8~10回トイレに通い、腸の中を空っぽにします。
検査室でベッドに横になり、点滴ルートの注射を行います。その後、鎮静剤を投与。ウトウトと眠った状態で検査をします。
呼吸や心拍を観察するためのモニターを付けます。おしりからカメラを入れて腸の中を観察します。ポリープがあれば切除をします。所要時間は30分程度です。
検査後はベッドに寝たままリカバリールームへ移動します。鎮静剤を使用した方は、効果がなくなるまで休憩をします。
診察室で画像を見ながら、院長が説明をします。
組織検査をした場合は、後日(約2週間)再診にて結果をご説明します。
受付にてお会計をして終了となります。